オリジナル仮名書体

わたしたちは、年間1000冊以上の書籍のDTP・組版に携わらせていただいております。
日々、「正確さ」「読みやすさ」を念頭に作業しているなかで、どんな内容の書籍でも一定の書体だけを使うようになってしまっている状況に問題意識を持ちはじめ、

「本の内容に合った書体を、自分たちで持ち、使うことができたら……」

大それたことかもしれませんが、そんなことを思うようになり、そこから、4つの「オリジナル仮名書体」が生まれました。

 

4種類の仮名書体があります

4つの「オリジナル仮名書体」

書体デザインを鳥海修氏(字游工房)にお願いしまして、2009年に「文麗仮名」「蒼穹仮名」、2010年に「流麗仮名」「文勇仮名」が完成。それぞれがちがった趣と個性を持つ仮名書体に仕上がりました。

かなの書体がちがうだけで、組み上がりの印象は大きく変わる。それをわたしたち自身、大きな手応えとともに感じております。

開発の経緯や使用例など

各書体の開発経緯や使用例などを、より詳しく取り上げたWebサイトがございます。
あわせてご覧いただけましたら幸いです。